放談

「早く帰れ」ブラック上司。「早く帰れよ~」って言うだけの上司にはご用心!

「さぁ、定時で帰れよー」って声をかけて回っている上司を見ると、「いいな~」と微笑ましく思えるものですよね。

 

しかし、その中には、「ブラック上司」も潜んでいたりします。

 

今回は、実際に見た「早く帰れ」ブラック上司について書いていきます。

 

「早く帰れ」ブラック上司

これは、実際に経験し見かけたものですが、定時近くになると「さぁ、今日も早く帰れよ~」と声をかけて回るマネージャーがいました。

 

それを見た私は、無駄な経費も削減できるし、定時で帰るという意識もついて「あぁ、良いことだな~」と何となく外野から感じていたものです。

 

しかし、その実態はなかなかひどいものでした。

 

実は、そのチームの中では各人ごとの業務量の割り振りにかなり偏りがあり、一部の人はとてもじゃないけど、早く帰ることができないような業務量の人もいたのです。

 

それなのに、知ってか知らずか、毎日のように「さぁ、今日も早く帰れよ~」と声をかけ、特に金曜日には、ほぼ必ず「さぁ、今日も早く帰るよ!」などと声をかけて回るので、

 

とうとう、一部の部下から、「業務量の調節もできないし、心情を煽って逆なでするような行為を止めさせてほしい」と人事部にクレームが入ってきたということがありました。

 

そのときに、付いた名が「早く帰れ」ブラック上司でした。

 

「早く帰れ」ブラック上司の特徴

この系統の特徴としては、

・チームメンバーごとの業務の割り振りが適当、偏りがある

・定時や金曜日になると「早く帰れよ~」という声だけをかける

・「帰れないです」などと言うと、もう「今日は良いじゃんまた来週からがんばろう!早く帰っちゃおう!」などと無責任な発言しかしない

などが当てはまるのだろうと思いますね。

 

各人のことなどお構いなしに、業務量や案件に関係なく、「早く帰れ~」っていう厄介なものです。

 

「早く帰れ」ブラック上司の問題点

「早く帰れ」という声かけだけをするブラック上司の問題点は、「早く帰れ」と言いながら、逆に部下の感情を刺激し、怒りを増幅させたりモチベーションを落とし、生産性を下げるというコンボ技でしょうね。

 

一言で言えば、何も理解しないから「余計なことをしているだけ」というところでしょうか。

 

そもそも、チームの各人の業務量が適正に管理され、誰もが定時で帰れるような環境であれば、全くもって何の問題もないところです。

 

そのような適正な管理の上で、「早く帰れよ~」と声をかけて労りながら回るのは素晴らしい上司ですよね。理想の上司像の1つでしょうか。

 

しかし現実は、業務量が適正に管理できておらず(実態を詳細に把握していないだけかもしれません)、単に「早く帰れよ~」と言いまわるだけなので、

 

ただ、ただ、感情を逆なでしているだけの行為となってしまっています。

 

「余計なことをしている」だけでなく、「わざわざ感情を逆なでしている」というこの行為は大きな問題を含んでいますよね。

 




 

「早く帰れ」ブラック上司の思考

また、「早く帰れ」ブラック上司の中には、このような各人の業務量の偏りの問題や案件程度などを一応は理解していながら、あえて教育の一環などと勘違いし、静観している人もいると思います。

 

例えば、

 

上司としては、もし時間内にできないのであれば、コミュニケーションを取って他の人に手伝ってもらったり、代わりに対応してもらうなど、自身での業務量と業務完了への調整力や、切り開いていけるコミュニケーション力の成長を期待しているという場面もあるかもしれません。

 

しかし、これは大間違いで、勘違いの極みです。

 

なぜなら、そもそも上司と部下どちらが仕事量の調整やバランスを取るのか。

 

当然、業務量の管理は上司の仕事(割り振り)ですよね。

 

そして、成長のためという気持ちで一応見守っているつもりなのかもしれませんが、

 

事前に何の説明などせず、部下自身で業務量と業務完了できる調整力やコミュニケーション力の成長を期待するということは、部下にとってはただの迷惑行為であり、単なる上司の独りよがりの行為なのです。

 

今まで何度も書いていますが、まず会社のために利益追求を精鋭化するのが上司・管理職の仕事ですよね。

 

ということは、いかに効率良く、利益を出して、利益を残すか。これが永遠のテーマです。

 

ですから、このような業務量の調整力やコミュニケーション力の成長への期待などは、きちんとした教育の一環として、事前に説明をして、

 

部下自身が業務の効率に影響が出るが、自分の成長のためにやらせてくれと言ったときに、挑戦させるべきようなことであるはずです。

 

であるのに、そのようなことを何も伝えることなく、暗黙に押し付けて、部下が苦しんでいるのを静観し、利益に直結もしない成長を勝手に期待しつつ、見守っているつもりの見殺しをしている。

 

さらに、極めつけには「早く帰れ~」などと感情を平気で逆なでする。

 

このような、部下のモチベーション、メンタルや体をも壊しかねない、単なる勘違いクラッシャーである、「早く帰れ」ブラック上司には、本当に気をつけていただきたいと思いますね。

 

また、みなさんがこのような上司にならないことを願っています。

 

「早く帰ろう」と部下に声をかけるときは、実際に帰れる状況なのか一応確認しつつ、配慮してあげることが望ましいと思いますね。

 

それでは~。