
つい先日、あおり運転の末に傷害事件を起こしたとんでもないバカな人がニュースになっていました。
私も車を運転中にあおられたことは何回も経験がありますが、あおられた上に暴力まで振るわれるというのは本当に恐怖だったと思います。
今回はそんなあおり運転について、あおり運転をする人の特徴や共通点と、私も実践したあおられたときの安全な対処法を書いていきます。
もし身近な人が特徴にあてはまったら・・・要注意ですね。
★目次(もくじ)
あおり運転をする人の特徴
まず、あおり運転をする可能性がある人の特徴を書いてみます。
性格が悪くせっかち
これは間違いないです。性格がおだやかで良い人があおったことがあるというのを聞いたことがありません。
いつも聞いてあてはまるのは、本当の性格が悪い、いわゆる自己中心的な考え方をしやすいせっかちな人ということです。
普段外見が良い人でも、車を運転すると性格が変わるということはよく聞きますよね。しかしこれは本質的な意味で言えば正しくなく、
車を運転すると本当の性格が出る
ということが真実です。あなたの身の回りにも必ずいると思います。
思慮が浅い
これも間違いないと思います。後先のことを冷静に考えられない人、いわば思慮が浅い人にあおり運転をする人が多いと思います。
経験談となりますが、私が車を運転中、後ろからあおられたときに我慢の限界が来たので抜かせないようにしながら車をゆっくり減速して端に止め、降りてあおってきた車に
『何か用ですか?』
と話をしようと向かって行った時のことです。
なぜかいきなり猛スピードで逃げていくではありませんか。それもこのような経験は一度や二度のことじゃじゃありません。
びっくりして逃げるくらいなら、あおらなければ良いのにといつも思いつつ、このような後先考えずに思慮の浅い人があおっていることも多いのだなと感じたものです。
焦っている、急いでいる
これもあおり運転をする人によくある理由です。あおったところで目的地への到着時間はそれほど変わらないというのは、教習所でも習うことですよね。
あおってきた車を先に行かせて、前の交差点で止まっているというのはよく見る光景ではないでしょうか。
焦っていたり、急いでいたりしてあおっている車は、結局は思慮が浅い人というところに繋がっていますよね。
このような運転をする人を見かけたり、いた場合には、そっと距離を置くことをおすすめしたいですね。
稀に、前の車が遅かったからなどというもっともらしい理由であおりを正当化しようとする人がいますが、
もし前の車が遅かったり、トロトロと走っていたならば、あおる必要は全くなく、安全なところで追い抜けばいいだけの話ですからね。
このような言い訳をして、自己の行動が正当だと見せようとするところにも性格の悪さがにじみ出ている気がします。
あおられた場合の安全な対処法
性格の悪い人があおり運転をしてくることは共有できたと思います。そこでここではそのような人にあおられた場合に安全に対処する方法を経験談を元に書いていきます。
車線を変更または左側に寄せて、減速もしくは停車し先に行かせる
もし運転中にあおられたときは、車線を譲り、または左側に寄せて減速もしくは停車し先に行かせるのが一番安全な方法です。
あおってくる人は、性格が悪く思慮が浅いので、何と言っても直接かかわらないことが一番の安全と言えます。ですので速やかに先に行かせるのが良いです。
もし停車すると、あおってきた車も停車し降りてきて何かされるんじゃないかと感じるときは減速するパターンをとりましょう。
降りてきてこちらに向かってきた場合
これがもっとも恐怖を感じるパターンだと思います。
相手がこちらの車に向かってきた場合には、窓の上部を数センチだけ開けて待ちましょう。相手が手を入れられないぐらいが目安です。窓やドアを開けろと言われても絶対に開けないことに注意しましょう。
そして『何か用ですか?』と冷静に質問をしましょう。手には携帯を持っているところを見せて、いつでも警察に連絡できる状態だと認識させておくことは効果があります。
たいていの場合は、この『何か用ですか?』と聞いた時点で少しの悪態をついて去っていくことが多いです。ですので、相手が去っていった場合は、相手の車が先に出て見えなくなるくらいまで見送ってから走行を開始するのが良いと思います。
そして、『何か用ですか?』と聞いた際に、窓や車を叩いたりの暴力的な行動があった場合ですが、このような場合には直ちに警察に電話しましょう。その際は窓を全部閉め、ドアロックを確認し絶対に外に出ない、出されないようにします。
この場合には、相手の質問や問いかけには応じることなく、ただ警察に通報しましたとだけ窓越しに言ってあとは何をされても冷静に待ちましょう。窓は人間が生身の手で殴りつけても簡単には割れませんので安心してください。
また、万が一窓を壊したり、車を叩いたりして、去っていったときには、相手の車のナンバーと殴られるなどして破損したり凹んだ箇所を写真や動画で撮影しておきましょう。
そうすればあとで損害賠償の請求も簡単にできますからね。
あおってくる人の多くは、小心者が多く車を降りてきてまで文句をつけてくる人は少ないですが、一方で車を降りてきて文句を言いに来る人は大きな問題を起こす可能性が非常に高いです。
車であおられたときには、絶対に車から降りない、窓を全開にしないということはしっかり認識しておきたいところですね。