アクセス情報

皇居東御苑の行きかた(画像案内付き)【アクセス情報】

東京での観光といえば皇居は人気です。

花見シーズンなどのイベント時を除けば外国の方が圧倒的に多い感じですが、皇居、中でも東御苑は見どころも多く四季折々の楽しみ方ができる場所です。

しかし実際のアクセスは、皇居周りは大都会ですので迷っている方も見かけますし遠回りしている方もよく見かけます。

そこで、今回もいつものように写真付きで、順番に進んでいくだけで皇居東御苑)への行き方を書いてみます。

 

「大手町駅」からの簡易案内

それでは東御苑への行き方について書いていきます。

皇居はとても広く、東御苑も広いので入り口が複数あるのですが、今回は一番利用者が多いと思われる「大手町駅」(または東京駅)からアクセスし、大手門から入る方法を書いていきます。

先に簡易案内としては、「大手町駅」に着いたらひたすら、C13bの出口を目指せば良いでということになります。次から詳細を説明していきます。

皇居東御苑の行き方!

まず、東京メトロ「大手町駅」を目指しましょう。なお、東京駅からだと大手町駅まで丸ノ内線で1分です。歩いても10分程度なので、東京駅からそのまま皇居方面に歩くのも全然問題ないと思います。

「大手町駅」に着いたら、周辺の案内に従ってC13の出口方面に進んでいきます。これはどの電車(line)を使っても同じです。とにかくC13の出口を目指しましょう。

こんな感じでどの改札から出ても、案内がありますので見ながら進みます。

途中から、C13bの案内もちらほら出てきます。間違えないように進んでいきましょう。

途中エスカレーターも通っていきます。壁側に案内がいくつかありますので迷うこともないと思います。C13b(C13)方面に案内通り進んでいきましょう。

そして、今回のポイントとなるところです。

「PALACE HOTEL TOKYO」「PALACE BUILDING」への自動ドア入り口がある場所に出ますので、そこからビルの中に入っていきます!!

ジャン!!

自動ドアからビルの中に入ると、左側、真ん中、右へ通路が分かれています。すぐ右の通路を進んで行きましょう。入り口上部に「Restaurants&Shops」の表示がある方向です。

そのまま奥まで進んで行きます。通路途中右側にきれいなトイレがあります。

奥まで進んだら外に出る自動ドアがありますので、そのまま外に出ると目の前に階段がありますので、そのまま階段を上っていきます。

階段を上がると目の前に交差点があって目の前に皇居が見えます。そのまま交差点を渡って、皇居の方に進んでいきましょう。

(なお、皇居と逆側の方面に東京駅はありますので、帰りに東京駅まで歩くときはこの道を進んで行けば、東京駅が見えてきます。)

交差点を渡ると目の前に門が見えます。ここが皇居、東御苑大手門です。お疲れさまでした!

(おまけ)

皇居に入る際には簡単な手荷物検査があります。人が多い時期だとかなり並んで時間がかかることもありますので、荷物はなるべく手軽にしておくほうがおすすめです。

また、かばんやリュックなどを持っていなければ、手荷物検査はありませんのでそのまま入ることができます。

上記で、行き方の案内は終わりですが、皇居についても少し書いていきますね。


皇居 とは

江戸時代の徳川幕府の江戸城(本拠地)であったものが、明治元年に皇居と指定され、昭和23年から皇居と呼ばれるようになりました。

皇居内には、天皇皇后両陛下のお住居である御所などがあり、その敷地内の一部に桃華楽堂など名所が多い観光地として有名な皇居東御苑があります。

この東御苑が一般人に解放されているエリアですので、一般的に皇居に行くと言うと、この東御苑を指すことが多いと思います。

現在は、江戸城は天守石垣部分ぐらいしか残っていないですが、元々は江戸城の跡地です。

皇居 東御苑 とは

皇居東御苑とは、江戸城の本丸及び二・三の丸のあたりを指し、江戸城本丸へと続く道や、関連施設が建てられていた皇居内にあるこの庭園のことをいいます。

大手門を入って中雀門までは、大名が江戸城に入るために作られた坂道が続き、周りは高い石垣で囲まれており、将軍の権威を感じます。

途中の三の丸尚蔵館には、皇室から寄贈された美術品などが公開されていますね。

その先の本丸は、将軍の居所や政務を行う場所とされ、二の丸には将軍の別邸や親族の住居などがありました。

そして、昭和35年に皇居の庭園として整備され、昭和43年から一般開放されています。

皇居東御苑は入園は無料です。

 

「公開日」は以下に該当しない日となります。

(1)月曜日・金曜日

ただし、天皇誕生日以外の「国民の祝日等の休日」は公開します。なお、月曜日が休日で公開する場合には、火曜日を休園します。

(2)12月28日から翌年1月3日まで

(3)行事の実施,その他やむを得ない理由のため支障のある日

 

「公開時間」は以下となります。

(1)3月1日~4月14日 午前9時~午後4時30分(入園は午後4時まで)

(2)4月15日~8月末日 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

(3)9月1日~10月末日 午前9時~午後4時30分(入園は午後4時まで)

(4)11月1日~2月末日 午前9時~午後4時(入園は午後3時30分まで)

日没などの時間の関係で、季節ごとに変わりますのでご注意ください。

東御苑は、きれいに管理されていて名所も多いところです。入場は無料ですしおすすめスポットと言えますね。

皇居(東御苑)のおすすめ名所

皇居の建物や木々は本当に素晴らしいので、四季ごとに良く行っています。その中でもおすすめのものを少し書いていきますね。

まず、おすすめの道順としては、大手門側からの入り口を入ってからそのまま道なりに、一番奥の石垣に挟まれた通路から中雀門に向かって本丸方面に進むコースがあると思います。

ちょっと何言っているかわからないかもしれませんのが、入り口から入ってずっと道なりに進み以下の場所に来たら、石垣の方から進む感じです。

*以下が中雀門方面へ進む道です。

以下がおすすめの名所ですね。

大手門

旧江戸城の正門で大名達もここを通って登城していました。建造には藤堂高虎がかかわったといわれています。左右の石垣は伊達政宗が造り上げたものです。

宮内庁三の丸尚蔵館

皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの貴重な資料や美術品が展示されています。

百人番所

大手門から入って少し歩いて最初の石垣を通り抜けると左側にあるとても長い長屋です。長さ50メートルを超える江戸城の最大の検問所だったようですね。

24時間で警護にあたり、常時100人詰めていたところから百人番所と呼ばれるようになったと言われています。

中雀門への道

大きく高い石垣に囲まれた、幾度にも曲がった江戸城本丸へ続く坂道の先にこの門があります。

中雀門は本丸の正門で1863年の火災で本丸が焼失した際に焼けてしまい石垣の表面は熱により劣化してしまいましたがその面影を今も残しています。

松の廊下跡

現在はその跡地となっていますが、これが忠臣蔵で有名なあの「松の廊下」です。

1701年3月14日、赤穂藩主の浅野匠頭長矩が高家衆筆頭の吉良上野介義央に斬りかかる刃傷事件が起きた場所ですね。西へ約19メートル、北へ約31メートル、幅は約5メートルの大廊下であったと伝えられています。とても大きいですよね。

本丸・表御殿跡

現在はとても広々とした一面芝生の敷地になっています。将軍が居た場所ですね。正月などには全国の諸大名が訪れた「大広間」などもありました。

東御苑内では騒音を発生させたり、飲酒をすることが禁止されていますので静かに過ごせる場所です。春には大きな桜の木が見事な花を咲かせ圧巻です。

大奥跡

現在は跡地ですが、大奥があった場所です。大奥は将軍の正室が住み多くの女中が働いているところで、この広大な場所に約3000人もの女性が住んでいたようです。

大奥跡地周りには、キンモクセイなど季節の木々が多く見られます。四季を強く感じられる風流な場所だったのかなと思いますね。

天守台

大手門から入ると一番奥の方に位置しています。江戸城の天守は、慶長11年(1606)の家康、元和8年(1622)の秀忠、寛永15年(1638)の家光と3代連続で建て替えられています。

天守自体は、明暦3年(1657)の火災で焼け落ちましたが、加賀藩前田家の普請により高さ18mの花崗岩でできた天守台が築かれます。しかしその後天守閣は建造されることがなく、現在もその天守台だけが残っています。

このように歴史を刻む名所がいくつもありますので、ぜひ見学してみてくださいね。

そして、最後に、皇居(東御苑)には多くの木々が植えられ、良好に管理されています。そのあたりについて少しご紹介しますね。

皇居(東御苑)の四季

皇居は大都会のど真ん中にありますが、大きな敷地内には緑がいっぱいありますので、心と体のリフレッシュにぜひおすすめです!

皇居の開花情報はこちらで確認できます!

 

 春(spring)

春といえばですよね。皇居にも大きな桜の木が多く、歴史と品を感じますね。管理状態もとても良いので本当に花が鮮やかに咲きます。

そして、東御苑内は公園のような広い敷地もありますが、騒音や飲酒は禁止されているので、静かに桜を楽しみた人には本当におすすめです!

 秋(Autumn)

夏は緑一色ですが、さすがに屋外はつらいので、次はです。の皇居も素晴らしいですよ!私の大好きなキンモクセイやもみじの紅葉、そして珍しい10月が咲きます。

皇居のキンモクセイは世界一といっても過言ではないほどの迫力で、その大きさは圧巻です。実物を見てもらえれば言葉を失います!

ただ、キンモクセイの咲く時期は短いので、9月に入ったら宮内庁の開花情報で確認しながら見逃さないようにしたいですね。

そして、10月。周りの木々が冬に向けて花を落とし、葉を落としていく中、その一凛、暖かな陽だまりの中、見事な桜を咲かせてくれます。

寒くなりつつある深秋の日に咲く10月桜を一目見れば、風流がそっと頬を叩きますね。

 冬(winter)

皇居はも満ちています。お堀の池には白鳥がいることがあります。何といっても素晴らしいのは冬のですね。

白い寒空の下、紅一点、いよいよの春を感じさせてくれます。

皇居の四季折々は、きっと古の日本の心が生きているかのようですね。

以上、参考になれば幸いです。

 

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