

鉄道の駅が改装されているところって、普段の生活の中ではあまり見かけないですよね。
そもそもなかなか機会がないことでもあります。
しかし、最近は2020年東京オリンピックの影響なのか改修される駅が増えている気がします。
そこで、今回はそのような駅の1つで、現在改装中の東京メトロ丸ノ内線「方南町駅(杉並区)」の様子を少し書いてみたいと思います。
なお、この改装は駅の老朽化に伴う工事ですが、将来の本線の直通運転を見越して、ホーム延長工事も進められています。
★目次(もくじ)
丸ノ内線「方南町駅」
さて、まずこの「方南町駅」ですが、1962年に丸ノ内線の支線として開業しています。
現在はまだまだ知名度はないと思います。
都内では、数少ない他の路線などと接続や乗り入れのない単独の終着駅となっていて、確かに駅を降りると、バス停は近くにありますが駅はここしか見当たらないですね。
なお、最寄りの駅は「方南町駅」の1つ前の同じ丸ノ内線の「中野富士見町駅」です。手前の駅が最寄りの駅という、東京では珍しいパターンなのかもしれませんね。
元々、駅への出入り口は2つで移動は階段のみしかありませんでしたが、2017年12月に3つ目の出入り口が新設され、念願だったエレベーターとエスカレーターが設置されました。
ということは、それまでは手押し車やベビーカーなどは階段を使って移動しいたわけですから、本当に大変だったと思いますね。
なお、3番出入り口ができる以前には、ある方が戦隊ヒーローのコスプレをし「ベビーカーおろすんジャー」と名乗り、ベビーカーや重い荷物を階段で運ぶボランティア活動をされていたようです。
過去にメディアにも何度か取り上げられたようですね。おそらく地元の方だと思いますが、住民の方の人間性が溢れているように感じますね。
「方南町駅」 乗降ホーム延長工事中


乗降ホームまでの移動については3番出入り口が完成し、エスカレーターとエレベーターが設置されたことによって、それまで抱えていた移動の問題は解消されました。
そして現在は乗降ホームの延長工事が行われているところですね。
この乗降ホームを延長している理由は、丸ノ内線の本線は6両編成なのですが、現在のこの「方南町駅」は支線駅で3両編成しか乗り入れができません、
ですので、出勤ラッシュ時は、1つ隣の「中野富士見町駅」が始発駅となっています。
この唯一、6両編成が乗り入れできない「方南町駅」にも乗り入れ可能とするため、この工事が行われているところです。
今後の工事の予定ですが、2018年5月から2番線側半分の乗降ホーム延長工事が行われ、9月から1番線側半分の乗降ホーム延長工事、年末から逆側の半分の工事となっているみたいです。
そして2019年1月には工事が完了し、6両編成の丸ノ内線車両が乗り入れ可能になる予定です。
駅前通りには店も多く、住みやすそう
街の雰囲気も落ち着いた感じで良いところだと思います。
方南町で有名なお化け屋敷オバケンへの最寄り駅でもありますね。
数分歩くと島忠の本店があって(数分歩くと中野区です)、ドリンク飲んだり、犬さんネコさんを見て癒されたり、周辺にはスーパーもドラッグストアもあって便利そうです。
工事に進捗があったらまたレポートしていきますね。