
今でも、夜繁華街を歩いていると、かなり少なくなったとは言え、いわゆる「客引き」といわれる人がすっと近づいてきて、
「お店お探しですか? いい店ありますよ!1人飲み放題コミコミで2500円!」
などと声をかけられることがあります。
大前提として、この手の客引きにはどんな良いことを言われようがついて行かない(無視する」ことが鉄則なのですが、少しお酒を飲んでいたりすると思考力が弱くなったりしついて行ってしまう人が後を絶ちません。
そして、その多くの人が満足もできず、中にはポッキリ価格と聞いていたのに多額の料金請求をされたりすることもあります。
本来であれば、これらはそもそも客引きについていかなければ起こらないことですし、絶対に客引きについて行ってはいけない理由もあります。
今回はその、客引きに絶対ついて行ってはいけない理由について書いていきます。
客引きについて行ってはいけない理由
さて、本当に上手な言葉や態度で誘導され、ついつい、ついて行きたくなる客引きですが、ここでは、ついて行ってはいけない理由について見ていきましょう。
・条例で禁止されている
一番の理由はこれでしょうか。東京でも新宿の駅周辺や港区全域で客引き行為は禁止されています。
これには、居酒屋、カラオケや風俗店などが含まれていますので、このようなお店に客引きをしようとしている行為自体が違反行為であり、
客側とは言え、条例違反している行為に従って誘導されてしまうようなことは避けたいですよね。
・人気のお店は客引きをしない
これもよく言われることですが、人気のある繁盛店はわざわざ客引きなんて必要ないですよね。
シラフのときであれば、客引きしている店舗=客引きしないと客が集まらない店舗とすぐに思いつきそうなものですが、なかなかそうもいかないようです。
私も一度だけ、一緒にいた先輩が夕食の時間帯に新宿の客引きについて行ってしまったのでそのままついて行ったことがありますが、
午後20:00ごろだというのに店内は半分も埋まっていないぐらいの人気の無さで、食事は美味しくありませんでした。
そのお店はぼったくりではありませんでしたが、直ぐに会計し店舗を変えたのを覚えています。
食事の時間帯に客引きしているようなところとは・・・そういうことですよね。
・不明瞭な高額請求をされるなどぼったくられる
客引きからの連続コンボといえば、やっぱりこのぼったくりですよね。
ポッキリとかコミコミ価格と甘い言葉に誘われて行ってみたら、支払い時にとんでもない高額請求された。
まではセットでしょうね。
そもそも客側が承知していない料金請求については、本来「支払いません」ときっぱりと断れば良いのですが、そういう人ばかりではないことは被害の多さが物語っています。
また少なくても、実際に料理やドリンクの提供を受けていると思いますから、高すぎるからと全く支払わないという選択もできません。
結局料金が高いとか、知らない聞いてないなどの揉め事が待っているだけと言えます。
・事件化しないと警察は介入しない
もし、客引きに連れられて入った店でぼったくり料金の請求をされても、これだけでは警察は介入できないという問題があります。
例えばここで揉めたときに、客が警察に電話をすると言っても、店側はどうぞ、今から行きましょうなどと言ってくるだけだであると思いますね。
ここも上記と同じで、ただの料金が高いとか、聞いてない知らないというだけの揉め事に過ぎないので警察としては何もしようがないわけです。
最悪何かあったら警察にという考えが通じない問題なのです。
・満足することが絶対にない
これも大きなダメージですよね。
そもそも客引きをしている店は、
『おいしくない不人気店』か『ぼったくり店』、または『その両条件の店』でしょうから、
どれであったとしても、結果としては満足できないものと考えられますよね。
これらのように、客引きについて行っても満足できないばかりか、トラブルに巻き込まれたり違法な行為を助長してることになりかねませんから、絶対について行くべきではないと言えるわけです。
ぼったくりやトラブルを一度経験したら二度と同じ経験はしないと思いますが、できれば経験しなくても良いことでしょうか、ぜひ参考にしていただければ幸いですね。
それでは~。