
海鮮が好きな人って多いですよね。特に女性はヘルシーで栄養価も高い魚を食べようと日々意識している人もいるのではと思います。
また、デートの時においしい寿司や海鮮を食べに行くなんてことも良くありますよね。
そしてこの海鮮のおいしさを大きく左右するのはその鮮度ではないでしょうか。
実はお店でおいしい海鮮を食べられるタイミングというのは、単純な理由で曜日で決まることが多いものです。
今回はその理由について書いていきます。
★目次(もくじ)
市場には、必ず休業日がある
私はシマアジという魚の寿司が好きなのですが、魚を食べるためには、
・魚を捕まえる人・・・漁師さん
・魚を漁師さんから仕入れて売る人・・・卸しさん、市場
・魚を市場から仕入れ、調理師する人・・・居酒屋や寿司屋などの店舗
が必要です。
”食べるだけなら誰でもできる” なんて言うこともありますが、お店で魚をおいしく食べるまでには、多くの人が携わっているわけです。
基本的に漁師さんは市場の休業日には漁に出ません。市場が休みの時に漁をしても魚を持ち込んで売れませんからね。
そして市場の休業日は条例などで決められていますので、365日一年中開催されているというわけではありません。
ということは、市場の休業日には、当然店舗でも魚を仕入れることができませんので、魚の供給が止まるということになりますよね。
東京で新鮮な魚を食べようと思ったら水・日曜日以外がおすすめ!
東京の市場と言えば、もう築地ではなく「豊洲市場」(旧築地市場)ですよね。東京の海鮮を扱う多くの店舗を支えていると思います。
この「豊洲市場」の休業日はHPでも公開されていますが、基本的には水曜日と日曜日となっています。
ということは、店舗で魚が仕入れられない曜日も基本的には、水曜日と日曜日と考えられますので、東京で海鮮を食べるときにおすすめのタイミングは、水曜日と日曜日以外ということになりそうです。
ただし、店舗(チェーン店なども)によっては、独自ルートで直仕入れをしているところもありますので、自分が懇意にしている店舗の仕入れのタイミングに合わせて確認していただければと思いますね。
旬の魚を食べるなら、やっぱり市場開催日!
魚に限ったことではありませんが『旬』のものは別格でおいしいですよね。
例えば春から秋、初ガツオから始まって、アジやアナゴ、サバやサンマなどそのときどきの『旬』は最高です。
そして『旬』のものは、足の早い(傷みが早い)青魚系のものも多く、店舗でも『本日のおすすめ』などとして、当日限定メニューとして提供されることも多いと思います。
ですので、この『旬』を食べたいときにも、やはり市場開催日がおすすめとなりますね。
連休後半や年始は王道的な魚以外のメニューは消える
これは身近に感じたことがある人もいるのではないかと思いますが、連休が続いたり年始では、いわゆる王道的な魚(まぐろやいかなど)以外のメニューが消えていることが多いです。
その理由も全く同じで、市場が休みで魚を仕入れられないからですね。
ですので、海鮮目的で居酒屋や寿司屋に行くときのタイミングとしては、連休後半や年始は基本的におすすめできないと言えます。
次に海鮮を食べに行くときには、このようなことも思い出していただき、そして店舗でもメニューを確認してもらえれば、”なるほど”といろいろ合点が行くことも見つかるのではないかと思いますね。
以上、参考になれば幸いです~。