
たびたび見かける電車に乗っているときにリュックはどうするのが正解なのか。という話。
正解は「前に持つ」しかないのですが、なぜか後ろでも同じとか下に置くべきという人が一定数いるのも事実です。
そこで今回は、「電車(特に満員)ではリュックは体の前に持つ」べき理由を書いていきます!
★目次(もくじ)
「背負ったまま」ではぶつけるのは容易に想像できる
電車の中でリュックをどうするかの選択肢が、前、後ろ、下に置くの3つだったとした場合、一番最悪なのはこの背負ったままです。
電車で後ろから、ゴンっ!てあてられると、当てた本人はまず気付かないのに、当てられた方は痛いしイラっとします。
あまりにひどいときはリュックを「おありゃ!」と押し返す時もありますが、汚いリュックの人もいるので違うダメージも受ける可能性もあり、トラブルも避けるため結局沈黙してしまうことも多いかと思います。
少し発想力を働かせるだけでも邪魔で危険であるのは理解できると思います。
次は足元下に置くケースを考えてみます。
「足元にリュック」を荷物を置くのは危険!
足元にリュックや荷物を置くパターンは、印象としては悪くないとは思います。
確かに人と人との足元にはスペースができますので、荷物を置くだけであればここで良いとは思います。
しかしこのパターンには違う問題が潜在していて、やっぱり選択肢としては無しということになります。
この問題とは、人が転倒する危険があるからです。
混雑した電車内では移動しながら自分の足元を見る余裕がありません。
そこで誰かが足元に荷物を置いているとどうなるか・・・降りるための移動中につまずく危険が高く、また混雑時は後ろから押されることも多く、
このタイミングでもしつまづくとすると、最悪周りを巻き込んで転んでしまう危険があるわけです。
現実ではそこまでの可能性は少ないかもしれませんが、もし老人や妊婦さんが倒れたら大変なことになるかもしれませんし、足元に荷物を置くパターンはリスクが高くやはり無しだと考えます。
「リュックは体の前」は理にかなっている
そして最後の選択肢「前に持つ」ことの理由を考えます。
まず1つめの理由としてパーソナルスペースの有効活用があります。
知らない人同士がストレスなく近づける距離の限界は
・顔が見える範囲同士だと30㎝~40㎝程度ぐらい
・後ろ向き同士だと触れる直前までぐらい
と言われ、この距離範囲を自身のパーソナルスペースと呼んでいます。
満員電車では、前向きの自分が詰められない空間が30センチ程度はあることになり、この詰められない空間にリュックや荷物を持ってくるのは合理的なわけです。
2つ目の理由はリュックや荷物が視界内にあるため、人にぶつけたり、押し付けたりする迷惑行為を回避できるからです。
上記でもありますが、リュックを後ろに背負った人にぶつけられた経験は誰にでもあると思います。
このような行為をなるべく防いでほしいという願いも込められています。
ということで、以上の理由からリュックや荷物は体の前とするのがベストであり、考え方も理にかなっていることがわかると思います。
いつもこの手の話が話題になるときはさまざまな意見が見受けられますが、どんな意見があったとしても、結局消去法で体の前が理にかなっている、と言えるのだとは思います。
それでは~!